今回の賭博は、勝敗を賭けただけで、八百長には関与していない。
「野球賭博について金田正一氏「若者を切り捨てたらいかんよ」
反社会勢力との交わりの深化、
反社会勢力の跳梁につながることが、最も懸念される。
これにより、八百長につながりかねないからだ。
それもないとされている。
自分が身を置く、野球を賭けの対象にした不謹慎と見識のなさ、
しかも
自チームの勝敗にまで賭けていたというあまりの間抜けさ、
球場ロッカーでもトランプ賭けをしていた程度の低さ。
福田は、
「やめようと思っていたが、やめられなかった。」
とは、情けない。
しかも、世間を騒がす前に、球団に発覚し、厳重注意を受けていたにもかかわらず
続けていたそうだ。
解雇もやむなしか。
ただ、立ち直りの機会が失われるほどの大罪か。
力のない、1個人である選手を排除することで
権威を誇示し、潔癖と免罪を得ようとする勢力があるとするなら
障る。
社会の受け止め方だって
断罪すべきと深刻にとらえている人など皆無だ。
ほとんどが、
やっちゃったな。
これで選手生命、野球人生がめちゃくちゃだろうと
芸能スキャンダルのひとつと捉えているに過ぎない。
八百長もなく、反社会勢力とのつながりもないのなら
飲み屋の賭け事の延長だ。
これに対して、
声高の正義面で人権にまで言及するような態度も障る。
軽い気持ちではじめた遊びが、ここまで大事になってしまったのだろう。
本人達は、驚いて、後悔の念に絶えないはず。
自分が
虚構の世界の中だけで生きているわけではないということに、
この子供じみた行為で身に染み、目が覚めたことだろう。
切り捨てご免。