TG戦の勝敗を分けたコリジョンルールの適用は正しかったのか?
11日の阪神-巨人戦でのこのプレー。
適用が正しいかというより、そもそもこのルールは判断が難しい。
そして、そもそも誰がこのルールをつくったのか。
ルールとしても
微妙なプレーの判断は現場に任せている書き方だ。
もともと野球のルールは明確にされていない部分が多い。
同時はアウトかセーフか。
目に見えないスリーフィートライン。
手首が返ったらスイングとは書かれていないハーフスイング。
アピールがなければそのまま素通りと言うアピールプレー。
ボークも国際戦ではあまりに違う。
このコリジョンというルールの採用はハナから判断が難しい上、
大いに揉め、是非が問われることはわかりきっていた。
ホームでのクロスプレーがなくなり、キャッチャーがグラブでしかタッチできないなど
本塁上のプロの技術を削ぐ内容だ。
一方で外野からの返球に正確さが求められ、
今回のように一番捕りやすい位置がホームベース上となる返球は悪送球ということになり、
外野手の技術の高さが求められるという一面もある。
このルールの適用と是非もさることながら誰が考えたんだ?っていうこと。
ルールはNPBの押しつけか。
現場の意見は当初から反映されていたのか。
この仕組みがそもそも一番の問題だ。
明日もつづけよう。
日本ハム・大谷が4試合連続弾&中田も先制弾 “平成のON砲”が大暴れ
大谷がここまで打者として出場した試合で7本のホームラン。
桁の違う立場にいる。
体つきがプロの中ですら大人と子供のような状態なので大谷にとっては球場が狭いのだ。
これが、桁の違う、次元の違う立場にさせている最大の理由。
栗山の
「アベレージヒッターが少年野球の球場で打っている感じ」
の表現がよくわかる。
その桁が違う大谷がここまでデッドボールがない。
フォアボールも多くない。
大谷はピッチャーとしての仕事を考慮し、走塁に力を入れない。
塁に出してもさほど怖い選手ではないということだ。
それなのに打者として出場した試合で4試合連続ホームランも記録した。
ホームランがこれだけ続くということはストライクを投げているということになる。
桁の違う大谷にストライクを投げるのか。
これはどういうことだろう。
ピッチャーをやる大谷に遠慮しているのか。
それとも、スター・大谷には厳しい攻めはしないという約束事なのか。
大谷は
ストライクで勝負するバッターじゃない。
軽く振ってもセンターの頭を超えていく。群を抜くあの巨体。
ぶつけなきゃ抑えられない。
遠慮しているのだろう。