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少年が大志を現実に。クラーク高校創部3年で甲子園へ

クラークと聞き、北海道だし、クラーク博士にちなんだ学校なのだろうとは想像しやすい。

その聞きなれない学校が大志を現実にした。

 

通信制の学校で、北海道の本校の他、全国にキャンパスが33あり、生徒数が1万を超えるそうだ。

通信制の学校で転校生を多く受け入れており、

野球部のメンバーも他の学校の野球部が合わなかった選手が入学しているそう。

不遇な立場にある生徒が多い学校とのこと。

 

しかし、通信制の学校に野球部があるとはどういうことなのだろうと疑問を持ったが、

野球部は、寮があり、スポーツコースが用意されているそうだ。

仕組みがいまいちよくわからないが、創部3年での甲子園行きは驚かされる。

 

なにより驚かされるのは、創部1年目の2年前春は、部員9人だけで一回戦コールド負け。

去年の夏まで通算3季で1勝しかしていないことだ。

そんなチームが、2年後にどうしたら甲子園に行けるのだろうか。

 

スポーツコースがあり、監督も強豪校で実績がある人がやっており、

学校自体が力を入れているので環境は良いのだろうが、

それにしても、2年前の春に1回戦コールド負けのチームが、たった3年でだ。

今年のチームは、創部されてから全国の有力な選手が集まってきたことは予想できる。

そうでなければ、弱小チームを鍛えただけで、甲子園に至るまでにはならないはずだ。

強くなった要因は学校が本気だったということだろうか。

 

夏の大会に最速で出場したのは、遊学館だそうだ。

遊学館は、この時のエースが阪神の小嶋。1,2年生のみで出場した。

 

通信制の野球部は、今年、東東京でベスト8まで進んだ日本ウェルネスもそうだ。

日本ウェルネスで4番を打つ渡部は、2打席連続ホームランを打ち、

175センチで100㌔を越える巨体で話題になったのだが、

この渡部も横浜商大という神奈川の強豪で1年からレギュラーだったものの

退部し、転校した選手だ。

この渡部は、巨体だが、下半身の筋肉などは、ストッキングの上からもたくましく、

運動能力に長けていると思われる。

プロを志望しているようで、今後、全国的に有名になる可能性が十分ある。

 

また、神奈川で同じ通信校の星槎国際湘南も激戦神奈川で、勝ち上がり、昨日敗れた。

この星槎国際湘南の1年生4番、松下も1試合2発を記録している。

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