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大改革XVII

今回で17回目となるこの大改革の連載シリーズ。

 

これまで提案してきたルールを、整理しよう。

 

まずひとつめ。

ピッチャーは打席に立たせないルール。

 

ピッチャーが打席の瞬間は、

アマチュア以下のレベルの対戦が、繰り広げられてしまい、

およそ、テレビ放映に耐えうる映像または、

お金を払って見たいドラマではなくなってしまう。

 

高校野球よりも低いレベルの対戦を見ることを強要されるので

DH制などの採用により、ピッチャーは打席には立たせないことが

野球を面白くさせる。

 

ふたつめ。

守備と攻撃で選手を替えていいルール。

 

野球は守備と攻撃でまったくちがう動作を行うにもかかわらず、

選手交代は自由にできず、

出場選手が全てをこなさなければならない。

 

もともとこの仕組みで最高技術を連続させることに無理が

あるわけだ。

 

守りは専門のヤツがやるので

打線は、

打つだけ、パワーだけ、というラインナップになるかもしれない。

 

しかし、

ホームランバッターはランナーに出しても怖くないから

それだけ並んでも対処しやすいだろう。

 

やはり足がある選手、選球眼が良い選手、出塁率の高い選手、

球数投げさす選手がいる方がいやなのだ。

 

そして、守りの専門にスポットがあたることになり、

打撃力があるので

守備には目をつぶるという選手が守ることがなくなる。

 

守備の達人だけが守ることになるので

プロへの門戸が広がり、さらに面白い選手が出てくるかもしれない。

 

内野手ではかつてのアライバや最近の菊池、

ファースト、サードでさえ、機敏で守備力がある奴が守ることになる。

 

キャッチャーも古田ほど打撃力がないが、

古田のような守りができるヤツ。

小林や炭谷のような強肩キャッチャーが、守りだけのために出場する。

 

外野は糸井、陽、大和のようなスペシャリストが鉄壁に外野を

形成するかもしれない。

 

ワクワクするね。

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