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昨日と一昨日は大谷の話題だった。
MLBでも投手と打者として起用すると明言された。
だが、最初は日本のファンへのサービスや話題性を意識するMLBのため、この方針をとるだろうが
大谷自身の結果や体調、チームの戦況次第では起用法はすぐに変更が起こり得る。
この兼任制だが、
大谷の場合はどちらの能力にも飛び抜けているがために、ひとつに絞れないという現状なのだが、
昔から野球センスの高いピッチャーは打席でも、その非凡な才能を見せてきた。
その選手たちがどちらにも手を出さなかったのは、
大谷のようにどちらにも飛び抜けていたというわけではないことと、
一つに絞った方が効果が大きく、チームの勝利に貢献でき、
同時に選手としての価値が高まるという理由からだ。
だが、こういうハイセンスな選手を多く抱えれば、分業制から兼任制へと時代は変わるかもしれない。
今は、大谷が特別な存在だが、
野球が多くの人に認知されて以来、たいしたルール変更や規制の変更はない。
そんな中競技をしていれば、大谷のようなプレーヤーがやがて幾人も誕生していくことになろう。
軽く思い描いても糸井、中田、大谷、今宮、イチロー、松井稼、前田健太、松坂、ダルビッシュ、
鈴木誠也、柳田など今の役割だけでなく、
ピッチャーをやりながら野手もやることができそうな選手は多くいる。
過去に振り返っても桑田を筆頭に多くいる。
先発ピッチャーが試合を作るのでなく、こういう選手が打者1人だけに投球する。
セットアッパー、クローザーという枠割を決めるのではなく、
27アウトをベンチのメンバーで稼ぐ野球だ。
これからは大谷のような選手が出てくることになるから、未来野球かもしれない。
そうなると、清宮のような選手は重宝されなくなる。
まず、ピッチャーができる能力があること、ピッチャーしかできないならそれでも構わない。
そして、1イニングを投げ、走力があって、守ることができ、攻撃もできる選手が重宝され
時々休んでシーズンを戦う。
こういう野球ができたら、きっとペナントレースの仕組みも変える動きが出てくるだろう。
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