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NO.1パワーヒッターは俺だ。

プロ野球のオフシーズンになるとフジテレビのすぽるとで100分の1という企画がある。

 

現役選手が、対戦している、あるいはチームメートの選手で

プロの目から見てこいつのこの部分が一番だと言うのだ。

現役選手の意見だから生々しいものだ。

 

こちらが今季の結果

 

バットコントロール

1位 内川 ソフトバンク
1位 長谷川 ソフトバンク

 

変化球

1位 田中  楽天

 

スピードボール

1位 マシソン 巨人

 

守備

1位 藤田 楽天

 

走塁

1位 鈴木 巨人

 

コントロール

1位 田中 楽天

 

パワーヒッター部門

1位 バレンティン ヤクルト

 

この中で金を払ってでも見たい、またはこの技術に魅了されるというのは、

田中のスプリット。

 

日本で言うスプリットは、スプリットフィンガーファストボールのイメージであり、

球速があり落ちが少ないのだが、田中のは速くて落差があるから打者は振ってしまう。

 

以前に古田が言った

「佐々木(大魔神)のフォークは人間の動体視力ではとらえることは無理だと思う」

これに近い威力があるように思われる。

 

それからマシソンの真っ直ぐ、鈴木のスピード、藤田の守備、これらはプロならではの技倆だ。

 

パワーヒッターはバレンティンか。

 

本塁打記録を更新したので当然だが、パワーヒッターとは飛距離がだせる打者というイメージだ。

 

そういう意味では、

最近では松井、カブレラ、ウッズとかもそうだった。

 

でも

私にとってのNO.1パワーヒッターはブライアント。

 

ハードヒッティング・ブライアントといえば、

カラーバッドを振っているようなスイングスピードの速さ、

東京ドームスピーカ直撃弾、

近鉄優勝を決めた4打席連続ホームラン、

エディ・マーフィ似のその風貌、

が印象深いが、

 

私が何よりおどろいたのは、 空振り三振して

そのままの勢いでバットを太ももでへし折る荒業だ。

 

あの硬いバットがあんなに簡単に折れるものなのか???

 

まねする気にもならないこの荒業をすました顔でやってみせたこの男には底知れないパワーを感じたものだ。

 

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