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思い出甲子園XVI

私の思い出甲子園16回目。

 

ついに私と同世代の甲子園が帝京、創価の初戦敗退。

松井の5連続敬遠。

渡辺、森尾の快投。

西日本短大付属の初優勝。

で幕を閉じた。

 

私が憧れの目で見てきた高校野球がここに終わりを告げた。

 

その後は

私より若い世代が戦う野球教材へと見方が変わった瞬間だ。

 

3大,男が自分の年齢を感じる瞬間のひとつ

高校野球が自分より年下がやることになったとき。

がこれになる。

 

その後も

超高校級スラッガー福留の登場。

 

毎年現れる超高校級選手の中でも福留の豪快なバットの扱いと

左バッター特有の体の使い方から放たれるライナーのホームランは大物の予感をさせた。

 

 

松坂の登場とPLとの死闘。

 

怪物と呼ばれた松坂だが、怪物は言いすぎだ。

金属バットと情報豊富な時代に松坂一人の力では十分負ける可能性はつきまとった。

PLに研究された松坂は打ちこまれるが、逆に松坂の存在を世間に知らしませ、

高校野球史上最高の試合との評価もあるこの一戦に勝ち、明徳戦でも大逆転勝利、

決勝ではノーヒットノーラン。

ドラマチックにより松坂の商品価値が上がった。

 

 

ハンカチ斉藤擁する早実の快進撃。

 

予選から見ていた早実・斉藤が、西東京予選決勝で連覇中の日大三高を延長の末、破った。

小柄な体で速そうに見えない球で抑えていくので

「この球打てないもんなんだ」

という印象をもったのを覚えている。

大阪桐蔭とあたったとき、中田は抑えられないだろうと思っていたら

なんと、ノーヒットに抑え勝ち上がり、あのハンカチ騒動。

そしてまさか全国制覇するとは。

 

佐賀北高校のがばい旋風。

 

さほど評価の高くない公立校・佐賀北が快進撃を見せ、

決勝ではスター軍団・広陵に大逆転で初優勝をした。

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