13回目の私の思い出甲子園。

ついに私が高校3年生で野球部に所属していたときの甲子園。

私は西東京大会で創価高校に敗れ、高校野球にピリオドを打った。

その創価高校が西東京を制し、甲子園に出場した。

私の同い年の連中で行われた甲子園大会は当然のことながら注目した。

創価高校は初戦で名門・熊本工業と戦い、

大会注目ピッチャーの坂田に抑え込まれ、初戦敗退となった。

東東京代表の帝京は三沢を擁して春夏連覇を目指す。

しかし、これまた初戦、三沢と尽誠学園・渡辺の投げ合いで0-1で敗れる。

この渡辺はその後、敗れるまでの数試合を0封で進み注目される。

しかも、学校では理系の優等生、

大学進学のための勉強があるため野球部の練習にはいつも遅れて参加している様を

テレビで伝えられていた。

そして甘いマスクの男前で女性人気が上がる。

ハンカチ王子にちょっと足りないくらいの人気だった。

しかもいつも冷静で敗れても悔しさを表に出さなかった印象がある。

そしてこの渡辺と同じように0封を続け、チームを初優勝へと導いた西日本短大付属の森尾。

決勝まで1失点と抜群の安定感をみせた。

その後、社会人へ進んだと記憶している。

さらにこの大会は

巨人・高橋ﾖｼﾉﾌﾞが2年生として出場し、マウンドにも上がっている。

高橋は前年も1年生で出場し、強豪・桐蔭学園で3番を打っていた。

高橋が1年生の時、1番高木大成、3番高橋、4番副島という

のちのプロ野球選手で構成される打線は強力だった。

高木は高卒でドラフト1位級の器だったが、慶応に進み、西武ドラフト1位。

高橋も慶応に進み巨人ドラフト1位。

副島は法政へ進み、ヤクルトドラフト5位。

ちなみに副島と私は同い年で、この高校3年生の時から17年が経過したのち

草野球でたまたま対戦する機会があった。

私と彼で投げ合い、私はゲッツーの機会にシュートで計算通りのショートゴロを打たせた。

そしてなによりこの大会をいまだに話題の上らせる怪物の話題に触れるはずが、

次回に持ち越しとなってしまった。