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最近、続けている野球はピッチャーというテーマ。
その理由に、先日、PLの85年組と87年組でどっちが勝つかという話をした。
2017-10-3 桑田、清原85年組×野村、橋本、立浪、片岡、宮本87年組 野球はピッチャー
ワンマッチなら桑田が抑える85年組で、3連戦なら3人のエース級を擁する87年組。
甲子園のトーナメント決勝なら疲労が残る桑田より87年の3人のエース級に分がある。
その対戦の条件により、勝敗が変わる可能性がある野球。
野球はピッチャーが勝敗を握るという特質があるからそうなる。
たった1人の好不調で試合が決まってしまうのだ。
他には、こんな例がある。
秋の高校野球は波乱が少ない。
夏は敗けたら終わり、最後の大会という独特の雰囲気の緊張感ということの影響もあるが、
ピッチャーの連投による疲労や使い過ぎを控えるための登板回避ということが影響する。
秋の大会は、学校の授業があるということで、平日の開催が少なくなる。
したがい、ひと試合をこなすと、一週間以上の休みがある。
一週間ないとしても、夏に比べて間隔が空く。
すると、毎試合エースを登板させられるのだ。
勝ち上がって、終盤は日程が込み入ることはあるが、それでもそこに至るまで中1週間で試合を
こなしてきているので、最後は中数日でも投げることができる。
こうすることで、エースを毎試合投げさせられ、かつ野手陣も強力な名門校が
確実に勝ち上がっていくことが多い。
夏は、優勝候補の強豪校が、エースの疲労で点を獲られてしまい、
良いピッチャーを持つことができた公立校の快投や中堅クラスのチームに敗れる波乱が起きやすい。
全国からも注目され、高卒ドラフト1位だった前田健太は、
大阪大会での連戦連投を回避するために温存した試合で敗れた。
リードを許した展開で前田登板となったが、時すでに遅しとなり、前田は泣き崩れた。
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