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桑田、清原85年組×野村、橋本、立浪、片岡、宮本87年組 野球はピッチャー

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野球はピッチャーが勝敗を握る。

ピッチャー1人のおかげで勝つことはあっても、野手1人のおかげで勝つということはない。

ピッチャーが抑えれば、野手が何もしなくとも負けることはないが、

打者1人が4打席ホームランしても、ピッチャーが崩れれば負ける。

 

象徴的な話にPLの85年組と87年組が対戦したら、どっちが強いかというものがある。

 

85年組とは、桑田と清原を代表とし、プロ野球選手5人を輩出した世代だ。

87年組とは、野村、橋本、立浪、片岡の4人とひとつ下の宮本を加え、やはりプロ野球選手5人を

輩出した春夏連覇世代のこと。

 

この85年組と87年組の当事者の話によると

ワンマッチでやれば、85年組に分があるのではと。それは、桑田という大エースがいるから。

桑田が抑えてくれるので85年組が勝てると。

3連戦となれば、桑田でひとつ勝つとしても連投できないので

野村、橋本、岩崎という3枚のエース級を抱える87年組に分があるのではと。

 

さらに、1戦だとしても、甲子園の決勝であたれば、87年組が勝つのではないかと。

それは、トーナメントを勝ち上がるのに、桑田が連投し、疲労がある状態では、

ピッチャー3枚を擁する87年組に分があるだろうということだ。

 

野球はピッチャーということの象徴的な話だ。

ワンマッチと3連戦、またはトーナメント戦での組み合わせで勝者が変わる可能性がある。

どの戦い方で強者を決めることが、真の優勝なのか。

消耗戦なら勝つけど、一発勝負なら負ける。

トーナメントの妙で勝敗が転じ、長丁場のリーグ戦では戦い方が変わる。

一発勝負で勝つのが本当の強者か、連戦を勝ち抜くチーム力が求められるのか。

数十試合負けようが、ひとつ勝ち数が多いチームが優勝となるプロのペナントレースか。

 

一発勝負なら怪物ピッチャー1人で勝つことも可能だが、トーナメント戦は複数を必要とする。

プロの長いシーズンなら、負け試合を作りながら、勝てるピッチャーで確実に勝てる試合を

モノにしていく。

 

同じプロのシーズンの戦い方でも、野球とサッカーでは戦い方が異なる。

それは、野球はピッチャーに勝敗を依存するからであり、

サッカーはエースと呼ばれる選手1人で勝てるわけではないから。

明日へ。

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