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人間ドラマを加味して見るプロの野球

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今季の新人でホームラン1番乗りとなった巨人・大城。

 

大城は沖縄出身の選手だ。

高校は東海大相模へ進み、4番を任され、夏の甲子園決勝まで行っている。

その時の相手が春夏連覇をすることになる興南高校だ。

 

沖縄から神奈川まで、はるばる野球をやりに行き、いざ全国の頂点を決める舞台で

生まれ育った沖縄のチームとやることになるとは、運命を感じたろう。

興南のチームには知っている選手もいたことだろう。

興南高校が、春夏連覇するようなチームとわかっていたら、興南高校を選んでいたかもしれない。

 

そしてこの時の沖縄予選の決勝は、興南-糸満だった。

糸満のエースは現巨人・宮國。

宮國は高卒ドラフト2位指名されるほどの大物だった。

 

そして、その宮國の糸満高校で1年後輩となるのが、横浜の新人・神里。

先日は、この神里が打席に立ち、宮國がマウンドで相対するという場面があった。

神里も新人として、大城同様すでにホームランを記録している。

 

また、この興南高校でショートを守っていたのが、まだ2年生だったオリックス・大城。

この大城も先日、今シーズン1号を放っている。

その相手が、これまた沖縄出身の東浜だった。

 

沖縄出身のこの選手たちのドラマ。

人間ドラマを加味して見るプロの野球はおもしろい。

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