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プロテクト外の内海と長野 一方で人的補償回避のウルトラC

巨人のプロテクトから外れていた生え抜きのベテランが2人移籍した。

内海は京都田辺ボーイズ中学時代、大した球速を持っていなかったそうだ。

いわゆるスピードガンで110㌔とか。

そんなピッチャーが高校時代は体が大きく、速球派として

高校NO.1ピッチャーくらいの評価を受けていた。

高卒ドラフト1位で指名されながら拒否し、社会人を経由して巨人を逆指名しての入団だった。

長野は2度の指名を拒否して、巨人入りを果たしている。

 

この2人がプロテクトの枠から外され、移籍することになるのは勝負の世界らしい。

高みを期待できないベテランを限りがある枠の中に入れるという決断はできない。

しかも、リストラとして高額年俸を抑制できる効果もある。

思い入れの大きいファンは憤りを示しているが、それが勝負の世界であるし、

器の知れたベテランを囲うより若手を多く持っておきたい。

プロは1年、1年が勝負。見切りをつけられるのはあっという間だ。

あの長嶋でさえ、監督解任としてクビを切られている。

 

一方で上原を一旦、自由契約にしてから再度契約するという意味がわからないこともしている。

人的補償回避の飛び道具としてのウルトラCだとしても

上原をそこまで囲いたいかという疑問が解けない。

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