夏の高校野球地方大会、東京開催は一般入場料が800円だ。
以前は700円だったが、近年100円値上げした。
高校野球開催期間、母校が勝ち上がっていれば、そのたびに足を運ぶ人は
少なくない。
さらに、高校野球が好きとか、好カードを見たいとなれば、何日も各会場に
通うことになる。
交通費を含めて出費がかさむ時期という捉え方もできる。
何日も通う人は、この800円が高いよね~という人が割といる。
800円が高いとはとても思えないのだが、本来それだけではなく、野球観戦は
800円にとどまらない。
試合時間と往復移動距離と体力消耗を換算すれば、数万円になるだろう。
その時間、仕事をしていれば、いくら稼げるのか。生産性の高い人なら数百万、
数千万になる人さえいる。それでも、その時間より高校野球が観たいと足を運ぶ。
その数万を払って、観る価値があるか。
あるわなあ、そりゃ。
1試合800円、しかも他の試合も見たければ、1日数試合観ることも可能だ。
その空間、歴史、関係者の熱などを感じられるなら、
そしてなにより、高校生たちの青春を賭した戦いを観られるのなら
800円などタダみたいなもの。
まして、いい試合を観させてくれたら、母校が活躍してくれようものなら
おつりがくる。
いやいや、そもそもそんな金で換算することがさもしいことだった。
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