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指導要綱

大学や高校にはスポーツ推薦があり、

高校なら私立の名門校は野球推薦や野球留学といった形で全国から選手を集める。

大学の名門校はほとんどがこういう推薦やセレクション合格者で選手は構成され、

一般で入学した学生は野球部に入れない場合もある。

 

そして、大学ならこの推薦について、ある程度のルートがあり、

過去からの実績で指定の高校に枠を設けていることもある。

そして優先されるということはある。

 

推薦枠で入っておきながら、何らかの理由で退部、退学をした場合、大学からの

報復として、それ以降の枠を狭められ後輩に迷惑がかかるという見方がある。

これのために辞めにくくしているということがまことしやかに囁かれる。

昔ならこれに似たことが多少あったかもしれないが、今こんなことは事実にない。

 

ある大学野球の有望選手が外国での野球にチャレンジしようと

今のチームの仲間との野球と迷いながらも決断した。

これに対して、高校の方に通達が行くなどということはない。

 

選手の自由な生き方を束縛したら大問題になる。

大学野球部として、そういう気持ちがあったとしても、

それを言葉にしたり、高校へ圧力をかけたりしたら、それはもう脅迫だ。

積極的な生き方を選択しようとしている学生に、教育の立場にある大学が

それを堰き止めるような方針を示すことはない。

 

例え、万が一そんなことがあっても、そんなことのために人生を諦めることはできない。

そして、仮にそうなったとしても、後輩にとっては迷惑ではない。

人生なんて必ず決まった通りになど行かないのだから、大学野球部推薦くらいのことで

迷惑などと言っていたら話にならない。

むしろ、そんな程度の大学なら行かずに正解。

枠が狭まったおかげで人生が好転する可能性だって大きい。

 

もし、そんなことが起きようものなら

高校の方でも、そんな見識しか持ち合わせない大学へ、

今後選手を進めさせようとはしない指導者が多く、枠の減少など何ともないうえに

こちらからお断りだとのことだ。

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