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菅野の交渉ラインは金だったのか

今ではないと判断した、という菅野だが、今ではない理由は何だろう。

世界は災禍の最中、今年のシーズンがどうなるのか見えない状況で1年目の大事なシース゛ンを迎えたくない、

という判断か。

 

それとも、交渉ラインに届かずということから、安く見られてしまったということか。

それなら、来年のFAを待った方が高く売れるという判断になるだろう。

ただ、スポーツ選手の1年はただの1年ではない。

1つ年齢を重ねれば、30歳を超えている菅野にとっては肉体を維持発展させるのに

困難さが増す。落ちると考える方が一般だ。

そしてピッチャーは繊細なので、ケガのリスクを常に抱えている。

野手は、多少のケガなら変わらないパフォーマンスも可能であり、バットという道具が

最高の肉体を要せずとも、結果を残してしまうことがあるが、ピッチャーは肉体充実が活躍の条件であり、

1年間というのは肘肩にかかる負担を増幅させる。

 

交渉ラインはお金だったのか。

それとも、お金とは別の待遇か、それとも起用法か。

待遇、起用法ならわかるのだが、金というのはどうにも納得ができない。

今更、金額に不服でやりたかった戦場を選ばないという判断になるのだろうか。

スポーツ選手は金が選手の価値、評価なのでそこにこだわったという見方はできる。

 

巨人は契約条項見直しを含む複数年契約を提示という報道もあり、それに対して

菅野は単年を希望しているとされている。

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