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同一年異種同一高校優勝の偉業

高校サッカーはベスト4が出そろい、予選で敗けた前回覇者・静岡学園を除いて

3チームが前回ベスト4とさすがの強さを発揮している大会となっている。

この中でも青森山田がかなり有力のようだ。

堀越との試合での3点目は大きく逆サイドへ振ったロングパスをワンタッチダイレクトでクロスに折り返し、

ワンバウンドしたボールに飛び込んでヘディングシュートを決めた。

センターラインより自陣からあっという間の華麗なパス回しでの得点は見事だった。

その青森山田に敗れた堀越は29年ぶりの全国大会出場だそうだ。

29年前と言えば、東京は帝京と堀越が代表だった。

この頃の東京の高校サッカーは暁星を加えた3チームが引っ張っていた。

帝京と四中工の全国決勝は、のちにガンバの監督も務めることになる帝京2年生松波と

のちにグランパス、日本代表のエースとなった小倉が点を取り合って両校同時優勝となった年だ。

野球も帝京と堀越がこの頃は東京を引っ張っていた。

29年前、サッカーで帝京と四中工が1月8日に優勝を決めたその数か月後、センバツが行われ、

東京代表は帝京と堀越だった。

帝京のエースはのちに巨人に入る三沢、堀越のエースは後に阪神の山本。

そして帝京が優勝を決めた。

つまり、帝京は1月8日にサッカーで全国優勝。野球では4月6日に優勝しているので

わずか3か月弱で異業種での同一高校優勝という偉業を達成したことになる。

この異業種同一高校優勝というのものでは東福岡のサッカーとバレーボールでの同時期優勝がある。

サッカーとバレーボールは冬を主戦とするので、この時はどちらも1月での優勝だった。

日曜日にバレーボールの決勝があり、サッカー部は翌日にというものだ。

ちなみに帝京はこの29年前のサッカー優勝から今まで3度決勝へ進んでいる。

東京代表自体が決勝へ進み優勝のチャンスがあったのが、4度で、そのうち3度が帝京となり、

14年の久我山を含め、3度が東福岡に阻まれた。

連日で優勝を決めた東福岡は同一年異種同一高校優勝で間違いない。

帝京の場合はどうなるのだろう。

1月に行われる全国サッカーでの松波は正真正銘2年生だ。

事実、最上級生として3年生がまだ残る。小倉は一つ上の3年生だった。

帝京野球部がセンバツを制するのは、約3か月後の4月であり、4月の進級を控えた2年生だ。

しかしこの時期、3年生というのはもういない。

つまり、2年生でありながら、最上級生となる。

センバツを伝えるテレビ中継でも新3年生、あるいは3年生として紹介される。

とすれば、たった3か月しか差がないものの、同一年とも言い切れないように思う。

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