千賀の契約更改内容はえらい厚待遇だ。
育成から一流ピッチャーにまでなった選手には球団も育ててやった意識が出て、選手にも
育ててもらった恩義が出てもよさそうだが、内容は球団の方がへつらっている印象を受けるほど。
そんな恩義やなんやらよりも抱えておきたいからこの待遇を用意したようだ。
エースに厚待遇は当たり前であり、育成だろうがなんだろうが、実力のある選手が
好条件を要求するのがプロの世界ではある。
だが、内容の意味がよく分からない。
5年契約にもかかわらず契約途中でも千賀の希望によって契約を破棄できるそうだ。
それはMLBに行きたいとなった時に柔軟な内容だと言われる。
それなら単年契約でも同じことと思われる。
単年契約だとMLBでなくても、国内で移籍に踏み切られる可能性があるということか。
しかし、契約破棄条項があれば同じの気がする。
海外移籍の時のみ適用されるから球団は保険がかけられた状態ということか。
これまではポスティングシステムを要望してきた。
昨オフは国内FA権取得を目前に控えたので球団から複数年契約を提案されたものの断り、単年契約を締結した。
今回は来季、海外FA権取得があるそうで、それならば当然、単年契約となるのが普通の流れと思われる。
ところが、5年契約だ。
その理由が、「いつ野球選手は大きな怪我をしたり、どうなるか本当に分からない」だそうだ。
ということは複数年ならケガをしても保証として、働かなくても実入りがあるから、と解することができる。
怪我した時に、複数年契約があればリハビリ期間を保証してくれるということでもあろう。
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