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桑田コーチ 73番

桑田がコーチに就任し、73を付けている。

恩師とされる藤田の背番号を巨人も意識し、桑田も意識しての事だろう。

桑田は現役時代のエースナンバー18と73の両方を引き継いだ形になる。

 

桑田ほどの人材が、これまで巨人の首脳陣に名を連ねないことには、球団との軋轢があったからなのか。

もっと言えば原との関係かもしれない。

そうでなければ、元木より遅くなるとは考えにくいところだ。

桑田の考え方を原がよしとしていなかったとか、元木の方が扱いやすいとか。

 

原も藤田が監督1年目に4球団競合から引き当てた人材だ。

この時の藤田が49歳。原は60を超えた。

藤田の第2次政権の時が58歳。桑田がもうすぐ53歳。昭和一桁生まれの藤田に桑田もだいぶ近づいた。

 

V9時代の巨人から指導者に招き、チームを強固にするという流れがひとつある。

西武黄金時代は根本の辣腕により、広岡を招聘し、その後、森を招聘することで築かれた。

そしてソフトバンクは、巨人の象徴、王を招聘した。

 

最近の指導者は西武黄金期を築いた選手たちが多い。

東尾、石毛、秋山、工藤、渡辺、辻、田辺といった人たちが監督として請われている。

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