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感染判明者増加はリバウンド 野球用語のリバウンドは?

感染者が下げ止まり、上昇に転じているとされている。

これをリバウンドと表現すること首相もメディアもしているが、リバウンドは反発のことであり、

何の反発なのだろうか。

 

リバウンドで思い浮かべるのはダイエットによるリバウンド。

この場合、食事を制限し、したくもない運動を続け、肉体を改造した。

しかし、苦しみを伴う行為に対する反発で、期間を過ぎた後、食いすぎをしてしまう、怠けてしまう。

これによって、減量する前より返って太ってしまう、というのがリバウンドだ。

つまり、行為の反発としてやる前より状況が悪くなってしまうのがリバウンドのこと。

感染者の判明発表増加は感染対策前より悪化していないのだからリバウンドという表現があてはまるのか。

もしくは、緊急事態宣言による長い引き締めにより、その鬱憤が反発となって人の交わりが増え、

増加に転じたということだろうか。

 

野球ではリバウンドと言うことばはあまり使わない。

フェンスに当たった打球の処理は、クッションボールと言う。

リバウンド処理はバスケを思い出す。

リバウンドを制する者は試合を制す、だ。

この時のリバウンドは単にはねっ返りのことで、ボードに当たって戻ってきたことだ。

野球のクッションボールと変わらない。

この意味で感染判明者比較増加をリバウンドとしても、何の跳ね返りか。

何にもこの増加は跳ね返っていない。

感染判明者増加はリバウンドではない。

ただの再増加だ。

 

野球用語にリバウンドは聞かないものだが、野球選手の身体はだいたいが大きくなっていき、

その体づくりはリバウンドと表現していい時がありそうだ。

つづく。

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