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アマチュア時代の序列をプロで逆転

野球界は年齢により序列がなされる。

それでも先に入団して、実績があれば年上の相手でもそう下手には出られない心情もある。

 

江川は3度ドラフト1位された唯一の選手で、それだけ指名されれば入団は遅くなる。

高卒で入団していた1歳年下の西本、定岡は「卓ちゃん」と呼ぶことにした。

 

社会人から入団で西本、定岡と同い年の角も「卓ちゃん」とした。

そこでこの3人と同い年だが、同じ六大学野球を過ごした鹿取は当然、「江川さん」とした。

 

浪人した選手がややこしい。

中尾、小宮山、金本は大学入学が遅れているので大学時代は年下の選手とため口になる。

ところがプロになると、大学時代を過ごしていない年下の選手は敬称で呼ぶことになる。

 

こっちはため口であっちは敬称というのは付き合いがギクシャクする。

 

江夏は高卒入団ですぐに大活躍だから、大学を経て入団してきた年上選手もあだ名で呼んだ。

 

2歳年上の田淵を「ぶち」と呼び、ヤクルト・大矢は六大学野球を過ごしているので

当然、「田淵さん」だが、同い年の江夏から「大矢、ぶち呼んできて」と言われ困惑した。

 

警察は階級で、相撲界は番付で、と序列が決まると聞く。

芸事は入門順だ。

小学生でも入門が先なら大人が「にいさん」と呼ぶ。

 

芸能は芸事が始まったのが一歳。

そこから芸能人としての人格がはじまることになる。

だからその世界で付き合っていく限り、入門が早い方がいわば年上となる。

 

だが、野球は皆、小さいころからやっている。

プロになるような選手やアマチュアの一線級で活躍する選手は、

当時から知っているし、高校時代に対戦していたりする。

 

だからプロになってから序列がつくわけではなく、幼少期や若いころから

名前だけでも知っているものだから年齢で序列する。

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