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究極奥義

以前、組み相撲について触れ

その代表として白鵬と逸ノ城について記した。

 

その内容は2014年11月13日『究極の技』

 

白鵬が目指す究極のわざとは、

「後の先」

といわれるものだ。

 

「後の先」とは

大横綱・双葉山が理想とした立ち合いのことで

相手が立った後、遅れてその動きを見ながら立つものの

踏込、体勢のよさから

組んだときにはすでに自分が有利になっている。

というものだそうだ。

 

相手の動きを見ながらわざと遅れて立っても

有利の体勢になるのなら引きやはたき、変わりにも

惑わされることなく、いつも自分の相撲をとることができる。

 

また、相手に好きなように立たせて、受けて立つという姿勢は

これぞ横綱のなせる究極の技といえる。

 

押し相撲より組み相撲、そしてこの「後の先」こそ

究極奥義で無敵ではないか。

 

そして、同じく組み相撲で早くも上位陣を投げ飛ばしている逸ノ城。

 

後の先という究極奥義を意識しだした白鵬に対して

体のでかさと怪力で土俵を席巻しだした逸ノ城。

 

つづく・・・

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