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日本の希望

【W杯】メッシはなぜ止められないのか? 小さくても倒れない“最強ドリブル”の秘密に迫る

 

私も以前からなぜメッシを止められないのかと思っていた。

 

屈強な男たちが、小柄なメッシを止められない。

スピードが特別優れているというわけでもなさそうなのに。

 

メッシが常に比べられるマラドーナも小柄だった。

マラドーナはボディバランスに優れ、今で言う体幹が優れているということになるのか、

押されてもつかまれても倒れない能力があった。

メッシにはこの能力はさほど感じない。

 

ではなぜ止められないのか。

 

私が分析したところと、この記事の内容に共通項があった。

 

まず、ボールタッチが細かく、リズムが速いこと。

 

ボールタッチが細かいので

守る側からすると足を出すタイミングがつかめないのだ。

リズムも速いのでこれまた足を出しにくいと考えられる。

 

それからボールを持ったときのスピードが速いこと。

 

これらは小柄で足が短いことが有利に働いているのではないかと感じられ、

ボールを持っていないかのようにドリブルができる。

 

ボールタッチが細かいことも高速ドリブルを可能にしている理由だ。

 

そしてマラドーナと共通することが、ボールタッチの柔らかさ。

トラップも柔らかくうまい。

 

また、ボールキープの際、足元から全然離れない。

 

そしてボールを扱っている足と

守る側の人間の間に自分の体を入れるようにして、

相手とボールに距離をとらせて足を出させないのだ。

 

それから、振り足の速さ。

 

ドリブルしながら、さー蹴りますよ。という感じで動いていれば、

蹴るタイミングがわかりやすく守る側は、対応しやすいのだが、

振り足が速いので走りながら蹴ってくるイメージだ。

 

相手を抜いた瞬間に蹴ってくるし、トラップしてすぐに蹴ってくることも

ある。

 

膝から下を素早く強く振りぬくことができるのだ。

 

メッシには体格がなく、スピードが特別優れているわけでは無いので

日本人にも練習、研究でこういうプレーができるようになる可能性が

あるのではないだろうか。

 

メッシやマラドーナほどではなくとも、こういうプレーに近づける選手が数人育てば

日本の攻撃力の幅は格段に広がるはずだ。

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