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高校スポーツ花盛り

年が明け、この時期は高校スポーツが盛んだ。

 

サッカーは男女で選手権が行われた。

 

男子は月曜日が決勝で4万を超える観戦者を集め、

期待を裏切らない好ゲームを展開していた。

 

ラグビーは東福岡が圧倒し、3冠達成。

 

バレーボールでも東福岡が男子で2冠。

女子は金蘭会高校が3冠だそうだ。

 

男子サッカーでは、

優勝に一番近いと踏んでいた前橋育英が

次に優勝に近いと思っていた流通経済大柏と準決勝でぶつかって、

勝った方が優勝だろうと思っていたところで

前橋育英が決勝に駒を進めた。

 

これで前橋育英が優勝だと思っていたところに

どっこい星稜も堂々渡り合い、2年前からベスト4、準優勝ときて

ついに初優勝を飾った。

 

ベスト4に進んだのが、

本田が3年生の時以来だったそうだ。

 

そして

毎年ひとつずつ階段をあがり、

ベスト4の時に1年生だった選手が最上級生になった時、

ついに全国制覇したことになる。

 

この着実なステップアップは見事。

 

先輩のプレーに引っ張られ、悔しさと意思を引き継ぎ

咲かせた大輪といったところか。

 

こういったところが高校スポーツの魅力であり

人をひきつけてやまない。

 

決勝の前橋育英と星稜。

 

前橋育英はハイレベルなチームという印象を受け、

勝ち上がり方も強かったので、優勝候補筆頭と印象を受けた。

 

一方の星稜は、

履正社戦では攻められ、虎の子の1点を守り、勝ち上がった。

優勝は厳しいかなと印象付けられた。

 

ところが、

決勝の序盤は星稜が攻め、前橋育英が凌ぐという展開。

前半に星稜が先制した。

 

この攻防が私には意外であり、

「前橋育英は前半おさえているのかな」と思ったのだ。

 

すると、

エンドの代わった後半は一転、前橋育英が攻める形となり

逆転する。

やはり前半はおさえていたのだなと。

 

しかし、その後、試合は一進一退。

星稜が追いつき、逆転、ダメ押しと延長の末、初優勝となった。

 

私は東京出身なので当然、東京代表に注目する。

 

私の高校時代は帝京が全国制覇している。

 

帝京は永く、高校サッカー界では超強豪として君臨してきた。

 

そんな帝京がいる東京は、レベルは高いと思うのだが、

最近、奮わない。

 

東京代表の三鷹、久我山は、

東福岡と京都橘という優勝候補と目されていたチームに敗れている。

 

その2校も

東福岡は3回戦で3点差敗北、

京都橘は前橋育英に4点差敗北。

 

上には上がたくさんいるものだ。

 

東京の高校サッカー部はレベルが追いついていないのか。

クラブチームにばらけてしまったか。

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