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あるひとつの野球用語がここで浮き彫りに コリジョンルール

コリジョンルールが誕生して以来、野球中継では

○○タッチという言い方が頻繁に聞かれるようになった。

 

当たり前に使われる野球用語は数多くあり、

見続けていれば理解できることなのであえて説明の必要はない。

 

昔からの野球用語では

詰まる、トンネル、ノーコン、テキサスヒット。

これらは現象による野球用語で自然発生的に生まれたものだろう。

 

これらとはちがい名前による野球用語は

エンタイトルツーベース、クリーンアップ、サヨナラホームラン、バスター。

 

他にもいっぱいある。

 

ちなみに詰まるというのは、バットの芯よりも根元にあたってしまう

ことをいう。

 

私は、小さい頃、父に

「詰まるって何?」と聞くと

「芯から外れることだ」

と言われた。

 

だから、先っぽに当たっても詰まることだと長く認識していた。

 

しかし、先に当たることは詰まるとは言わない。

 

芯から外れることには変わりないが、詰まるというのは

打者が芯に当てようとスイングするものの

自分のイメージより先にボールが到達してしまい、

バットの芯より根元に当たってしまうことをいう。

 

つまり、スイングが窮屈となることから詰まると表現するのだ。

 

先にあたることは、窮屈ではなく、泳がされた状態であり

詰まっていないのだ。

 

これに気付いたのは中学生くらいの事と思う。

泳がされた状態というのも野球用語のひとつだ。

 

ちなみにもうひとつ

「ストレートのフォアボール」

という野球用語がある。

 

私は、真っ直ぐを投げたのに外れてボールとなり、

フォアボールになってしまうことと思い、

実況が「ストレートのフォアボールです。」と言った時

「今のはカーブじゃんか。」と突っ込んだことがあった。

横にいた父が

「ストライクがひとつも入らないフォアボールをストレートのフォアボールと言うんだよ」

とその時知った記憶がある。

 

○○タッチについてのはずが、

横道に逸れた。明日へ・・・

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