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キャッチャーのキャッチング技術Ⅱ

先週の月曜日にキャッチャーのキャッチングについて

その前段階にてキャッチャーに必要とされる要素について解説した。

キャッチャーのキャッチング技術 2016-9-6

前回は、キャッチングについては届かず、肩がもっとも必要という要旨に終始した。

今日は、キャッチングについてを記していく。

キャッチャーの唯一にして必須の条件は肩の強さという話だったが、

他の条件は必要ないということではない。

キャッチャーをはじめるにあたって唯一にして必須の条件が肩ということで、

まず、これがないと、はじめられないということだ。

他の条件は、やりながら、試合をしながら、経験を積んで身につければよい。

そして、キャッチャーをやり続けるならば必要となるものだ。

長年やるには身に着けなければ、失格ということになる。

その中のひとつキャッチング。

キャッチングについては、よくボール球をストライクに見せる技術というのを言われることがある。

しかし、これはキャッチングがうまいがためにストライクに見えてしまい、

アンパイアが手を上げてしまうというに過ぎない。

一流のキャッチャーはボール球をストライクに見せようとはしない。

ボールはボールでいいのだ。

キャッチング技術を追求した結果、たまたまの産物であり、

うまい取り方をしたがためにボールがストライクに見えてしまっただけで

ボールをストライクに見せるために技術を磨いたのではない。

もし、ボール球をストライクに見せる技術を磨かなければと思っているならそれは、間違いだ。

では、キャッチャーに求められるキャッチングの技術はどういうものか。

それを明日、解説しよう。

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