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小さいころは遠くへ飛ばす打ち方を覚え、成長する過程でライナーや右打ちを覚える方が
技術は伸びるように思われる。
この遠くへ飛ばす技術は、以前にも記したが、ヘッドを立たすことがとても有効だ。
ヘッドを立たすには後ろの手を使う。リストを使う。
ということは、いわゆる押し込みを効かすことになる。
つまり、ヘッドをたたすことと押し込みを効かすことは、同じ意味と捉えてよい。
そして、ボールの真ん中から下をたたき、
バットを球の下にもぐらせるイメージで打球に角度をつける。
この時の打球にはバックスピンがかかり、打球が中々落ちてこない質のものになる。
逆に上をたたいたライナーの打球はドライブがかかり、急激に落ちる質のものになる。
距離は出ない。
ホームランの角度は45度などという言い方をよく、昔からしてきた。
最近は、25度と言うが。
ONは、タイプの違う打者だった。
王は、天性のホームランバッターでバットにボールを乗せ、
45度の角度できれいな放物線のホームランを打つ。
長嶋は、アベレージヒッターとして強い打球のライナーで野手の間を抜いていく。
さて、このホームランを打つための打球は、角度をつけるためにボールの下をたたくわけだが、
これが、少しズレて下すぎると、今度はポップフライになってしまう。
フライを打つことは、
打者としては最悪の結果ということが常識として浸透してきた。
その理由とフライを打つことは打撃技術向上につながるという話を次回展開する。
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