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昨日、ホームランは野球の華かという命題のもと、話を展開した。
野球の本来の面白さは、ホームランの応酬ではなく、戦前に分析したこと、机上で計算したことを
現実に施し、その戦略がハマり、頭で考えたことが体を使うスポーツに適用され、
その通りとなることにあると記した。
ばくちの野球など面白くもない。
MLBの野球は、そういうイメージに近い。
9人の打者が4巡するとして36打席。チーム打率2割5分として、ヒットが10本くらい。
そのうち長打も何本か出るだろうから、いちいち点を獲る方法など考えず、
好きに打たせてフルスイングさせ、数点は勝手に入ってくるという思考だ。
その中で相手も同じ攻めをするだろうから、振り回したバットの命中はどっちが上だったか、
結果、どっちが点が多く入ったかを競うだけの野球。
もし、相手ピッチャーに抑えられれば、
ひと試合落としただけで、また次に出直せばいいだろうという野球。
高校野球同様、MLBも今年はホームラン祭りだ。
スタントンは、技術的には高いことをせずともホームランになる力があるから余計な体の動きを省く。
トップを固めてステップをちょっと踏み出して、
振り下ろすだけでホームランになるなら、うらやましい。
カブレラはリラックスしたスイング。
ボールを運んでいるというよりは、体の大きさからのパワーで軽く振っても
左右に弾き返せるというバッティングに映る。
A.ジャッジなんか、そんな体があれば、当たれば入るよというほどでかい。
技術は大したことがないから三振が多いのだろう。
その中に、研究や技術があるだろうが、そもそもは、体の大きさがなければ、技術もへったくれもない。
体のでかさがなければ、はじまらない。
あの打ち方でホームランになるなら、俺でもできそうだと思わされるほど。
明日もつづける。
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