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高校野球にしてもMLBにしてもホームランがよく出るようになってきていながら、
球場の大きさはたいして変わらない。広くなっても数メートルだ。さらに、日本はドームばかりだから
ホームランは出やすい。
広く作った球場も、
やっぱりホームランを増やそうと安易な考えで、ホームランテラスなるものを無理矢理つくり、
今では、広くしたことを反省する有様だ。
それまでスタンドインしなければいけなかったものが、
そのフェンスに当たって、テラスに入れば、いや当たらなくとも今までだったら
左中間、右中間を抜けただけの打球も、もしかしたら外野フライだった打球も
テラスに入ればホームランとなってもスッキリしない。
本当は、そのままでよかったのに。むしろ広げてもいいくらいのものを。
もう野球そのものを考え直さないと。
だって振り遅れ、慌てて当てた打球がホームランだもの。
高校野球は、
バットの性能の向上、科学的トレーニングと食事による体づくり、遠くへ飛ばす技術の浸透により
ホームラン量産時代だ。
今は、特別目立つ大谷も、そのうちこういう選手が他にも出てくることになる。
打者は階級制の方が平等なルールともいえるほど。
実現はないだろうし、面白くなくなる可能性も大きいが、
詰まっても、振り遅れても、当てただけでもオーバーフェンスをする大型の選手には、
120mは飛ばさなきゃホームランにはならなくするとか。
少年野球のグラウンドでアベレージヒッターが打っているようなものとなった現代野球。
もう、一様に外野フェンスを下げよっか。
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