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ホームランは遠くに飛ばすのではなく落ちた先がフェンスの向こうという発想

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外国人は下半身を鍛えない。

外国人が長い距離を走っている姿を目にすることはほとんどない。

というより、見たことがないと言える。

外国人の体躯があると、下半身を鍛えるまでもないからだ。

また、長く時間をかけて走ることが、最善とはとらえていないからだろう。

 

たかだか、100m先に飛ばせばいいなら、わざわざ下半身を鍛えなくともいいということがあるそうだ。

これが、150m先がフェンスなら下半身も鍛えるよ、という考えがあるようだ。

 

農耕民族で山が多く、長い距離を歩くことが多かった日本人は下半身に特徴がある。

日本人は修行、忍耐を経なければ、高みに到達できないという観念があり、

そして、それを経て到達した人を称揚する教えが伝統として存在する。

体が小さく、筋力に劣る日本人は下半身を使って遠くへ飛ばす、という発想で野球界は進んできた。

ただ、体がでかくなった最近の日本人選手たちは下半身を使って飛ばすという意識は低くなってきた。

 

ホームランは遠くに飛ばすのではなく、フェンスの外に放り込むこと。

かっとばすのではなく、バットとボールの衝撃を強くする、あるいは真芯に当てて

角度をつければ、落ちた先がフェンスの向こうという発想。

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