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野球で最も喜ばれる技術、ホームラン

プロ球団に属していればプロ野球選手だ。

野球をやったことがなくてもプロ球団から請われることがあり、野球をやったことがないのに野球のプロとなる。

陸上100メートルの記録保持者であった飯島は脚を買われてロッテに入団している。

野球をやったことがないかは知らないが、野球素人と言っていいだろう。

ホームランを打てる選手は守備、走塁には目を瞑る。

通パワーのある外国人は守備、走塁を度外視して獲得する。

通算ホームラン10傑の選手を見回すと、門田は守備、走塁はアマチュア以下だ。

現役後半は素人以下と言ってもいいだろう。

門田が不惑の大砲としてオリックス強力打線の4番を打っていた頃、

「打つしかできない門田なんてプロじゃない。本当のプロは打って守って走れる選手だ」

と言われることもあった。

しかし、一軍の試合に常時出場するということはプロ野球選手だ。

つまり、野球のプロ。しかも門田は一流と言われるプロ野球選手だ。

ホームランを打つ能力があればそれで一流のプロということ。

他の通算ホームラン10傑を見回しても、3拍子揃った選手はいない。

通算ホームラン10傑を見回しても、3拍子揃った選手はいない。

王はファースト守備には定評があったが、左利きなので内野は他を守れない。

そして脚が武器という評価はない。

ただ、王の場合、圧倒的な打撃力があるので盗塁の機会がなかったということは言える。

打ってダイヤモンドを一周してきちゃうから。

野村はリード面や戦術において、のちの野球界に影響を及ぼすほどの力を持ったが、

肩が強く、守備力に優れたというキャッチャーではない。

山本浩二は外野守備がよかったと聞く。ただ、今の外野手ほどの守備力があったようには思えない。

清原はファーストの守備力は高かったが、他を守れないし、脚は遅い。

落合は元々セカンドをやっていたが、やはり守備力も脚力もない。

張本は脚が速い時期があったそうだが、守備力、脚力ともにプロとは呼べない。

以下、衣笠、大杉、金本、田淵と打撃力を優先されて使われている。

ホームランを打てる選手はそれだけで長くプロ野球選手としていられる。

他がアマチュア以下、場合によっては素人レベルでも一流といわれる野球のプロだ。

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