盗塁は、状況、相手、情報といったところで実は確率の高い作戦ともなり得るということを記し、
WBCで話題になった9回2死、1点ビハインドの初球に盗塁を試みた鳥谷は、実はギャンブルでない
とした。
2018-12-7 盗塁は、状況、相手、情報といったところで実は確率の高い作戦ともなり得る
これが話題になったのは、日本中が注目しているビッグゲームなのに
通常の日本のプロの野球においてセオリーにないとされている、9回2死1点ビハインドの場面で
盗塁を敢行したからだ。
打たせておいて敗けたのなら、あー打てなかったな。で観ている側が納得する。
ベンチも非難されることは少ない。なぜなら、野球は打つという行為が前提となっているとの
認識があり、1回から9回までその行為を繰り返してきたじゃないか。ということがあるから。
そして盗塁で死んでしまえば、そこで試合が終了し、1回から9回までやってきたことをなぜ、
変えるんだ。今までの事は何だったんだということになるから。
あの場面で仮に鳥谷憤死なら、翌日からはその是非が大きな話題となり、
采配批判が大勢となったことだろう。
だが、ここでもう1つ大事な視点がある。