毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

タイブレークに通用する考え方

BRADENTON, FLORIDA - SEPTEMBER 10: Kojun Fujimori #4 of Japan bunts a triple in the second inning during the WBSC Baseball World Cup Opening Round Group B game between Japan and Mexico at Lecom Park on September 10, 2022 in Bradenton, Florida. (Photo by Tyler Schank - Samurai Japan/SAMURAI JAPAN via Getty Images)

昨日はタイブレークの戦略について記した。

表のチームが4点を獲っての裏の攻撃で送りバントはあるか。

2024-4-23 タイブレークのチーム事情

 

まずは2点を取ってなどという作戦をとるチームはまずないだろう。

それは通常イニングでまだ先がある場合だけだ。

 

4点差一、二塁は2点差ランナーなしと一緒だからだ。

たとえ送りバントみたいなことをしてきても、それはセーフティバントだ。

 

4点差一、二塁は2点差ランナーなしと一緒と考えれば、

通常回で先頭打者が送りバントをすることと一緒となり、それはあり得ないことになる。

 

4点差の守りの方は、2点差ランナーなしと思って入る。

ひとつアウトとればいい。ランナーなど無視する。

 

だからゲッツー体勢はとらない。

ゲッツー体勢をとって、ヒットスペースを与えるような事はせず、

アウトひとつをとるのに確率が高いと思われる守備隊形を敷く。

 

2点やっても痛くもかゆくもないからランナーは無視して、ゲッツーなど取りに行かず、

とにかく一つのアウトをとるのだ。

 

なんならセットポジションでなくてもいいくらい。

3点まで許容してアウトを3つとればいいだけだから。

野球情報メールマガジン

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP