ベネズエラの監督は日本の起用に驚いた、と発言していたそうだ。
日本に対したベネズエラは左ピッチャーを3人起用してきた。
日本の起用に驚いた、というのはこの場で何度も言ってきた、
打者の左右に関わらず、ハナから決まったピッチャーを
イニングはじめに起用することだ。
ベネズエラはこの起用にこだわったそうだ。
極端までにこだわったわけではないと思われる。
それは、ワンポイントは使えないからだ。
この大会のルールは3人のバッターかイニング終了までは投げ切る必要がある。
とは言え、状況によってはワンポイントに近い起用が可能だ。
二死からならイニング終了までワンポイントが可能だから。
その感覚をもつベネズエラが優勝した。
そのくせ日本戦で右打者が多かったのはなぜか分からない。
単に駒がなかったということだろう。
極言すれば監督の仕事はそれだけと言ってもいいくらいだ。
これだけに集中してもいいくらい。
監督の仕事は8割以上がこれと言える。
そのためには人選からしてそういう戦いになるように目配せする。
左打者と右ピッチャーは勝手に集まるから、右打者と左ピッチャーをどう集めるか。
そして相手によってどう使うか、
それだけだ。
むしろ他を考えていたらノイズになってしまう。
井端は所属チームやMLB、NPBなど多くの意向を気にしなくてはいけなく、
これでは監督ではなく、調整役のよう、と言っていたそうだ。
ここは無視するくらいの信念がないと監督はできない。
選手は来ているのだから、選手に問いただし、
誰であろうと、どの場面であろうと、
行く場面では、監督の方針を理解してもらう。


