オリックス山本の評価が高い。
大きくはない体ながら、速く力強い球を放る。
大きくない体でキレイとは言えないフォーム、アーム式の腕の振り、という条件から
プロの一流になるとは思えないピッチャーながら、今球界で最も勢いがあると言ってもいい。
アーム式の投げ方はあえてその投げ方を追求しているそうだ。
やり投げのトレーニングを取り入れることで、肘を使わないようにして負担をやわらげるとか。
そして、フォークとカットボールにスピードがあり、真っ直ぐと思って振りに行く。
カットボールは真っ直ぐと同じ握りでひねって曲げるというより、
真っすぐに近く、ちょっと変化するというイメージらしい。
それでスピードを出すには、体重移動やバランスの良さが必要と思われる。
瞬間的に力を伝える動きと強い体の芯があるのではないか。
タメと体重移動、リラックスから瞬間への力の移し、マウンドの傾斜をうまく使い、
18.44でいかに効率良く球に力を生かすかと、打者の手元に力が伝わるか。
これとは違う投球で牛耳った名投手の話は明日へ。
https://twitter.com/yakyucolumn