2017年高卒ドラフト1位の清宮、中村、安田、村上。
村上が三冠王に輝き、日本の4番へと成長した。
清宮は小さい頃から注目されてきたが、シーズンフルで活躍した年はない。
安田は高校時代からプロになっても評価が高いのだが、モロい面があり
それは打ち方に欠陥が見られるので、大きくなるようにはどうしても思えなかった。
左ピッチャーには極端に弱いだろう、という打ち方だ。
最も苦労しているのが中村だ。
甲子園6ホーマーが鮮烈な記憶となっているので、期待が大きかったが、
中村はホームランバッターではない。
しかも、6本のホームランも対戦したピッチャーは総じて実力が低かったから。
低いレベルのピッチャーからは一番飛びやすいボールが来るので、ホームランは出るものなのだ。
あの打ち方は、打者としては必ず苦労するのはわかっていたので、そこは焦らなくてよいところだが、
さすがに年数がかかりすぎている。
トップでヘッドがピッチャー方向に思い切り向いてしまうので、プロの球には苦労するのだ。
中村はバッティングよりも、あの肩が魅力だった。
これだけで、バッティングが下手でも貴重な選手であり、
バッティングには慣れが最大の成長要素なので、使って行けば、ある程度は打てるようになる。
キャッチャーは、打てなくても使ってもらえるポジションのはずだが、肩もいかせていない。
