大谷のハーラートップの9勝目は圧巻の完封だった。
スライダーが今までで最高と本人が言うように
縦のスライダーは大きく鋭く曲り、
ストライクコースからワンバウンドになるほど。
これを振ってしまう。
横のスライダーはスッとスライドしていた。
この日の登板だけ見ても、相手じゃないといった感じで投げていた。
楽に投げても打たれないよという手ごたえを感じているようだ。
すでに、飛び抜けてしまった。
大谷は、抜ける球があり、意のままに操れない球が
まだまだ多いが、修正、成長されたらと思うと・・・
「打率3割8分に乗せた西武・秋山はイチローを超えることができるか?」
今季、
打撃フォームを変えたことで、飛躍したと注目されることが多い秋山だが、
もともと打撃技術の高い選手だ。
ことさら、この打撃フォームのおかげではないと思う。
私は、秋山がプロとして日の目を見たシーズンから
「この選手が将来の首位打者候補だ」
と思っていた。
昨年は、二軍落ちも経験したそうだが、
西武の主軸に変わりはないと思っていた。
ポッと出で、オールスターに選出されたり
日本代表に選出される選手がいるが、
秋山は、昨年、二軍落ちしたからと言って
たまたま活躍したとかそういうタイプの選手ではない。
130試合でイチローのペースを超えるのは難しいと思う。
なぜなら、あの時のイチローは神がかっていた上に、
イチローという唯一の技術があってこそ成し遂げた記録だからだ。
140試合を超える今のシーズンなら
最多安打更新は充分あり得るだろう。