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プロ野球開幕

菅野はこの場で以前に記したとおり、今シーズンはかなりやりそうだ。

 

初回、

ヤクルトのタイトルホルダーたちに全てストライクゾーンで勝負しようとしていた。

 

ボール球になったのもストライクを狙ったものが逸れただけ。

9割以上がベース盤の上を通っていた。

 

つまり、ストライクゾーンでも抑えられるという自信だ。

球威で相手を抑えられるという感覚をもっている。

 

だが、

先日の台湾戦に先発した時の方が、球の威力はあったように感じる。

 

開幕の緊張と公式戦、エースとして長いイニングを投げることを考えれば

台湾戦の方が思い切っていけるので当然ではあることだが。

 

コントロールはもともと良い方なので追い込んでしまえば、ほぼ失点はない。

 

カウントを揃える投球をしてゲームをつくる投球ができるし、

状況によっては力だけでも押して行ける。

 

楽しみだ。

 

しかし、巨人とヤクルトともにチームに力を感じない。

パ・リーグとはずいぶん差があるようだ。

 

巨人は長野のホームランで先制した回、

つづく立岡が出塁し、変化球カウントで盗塁成功、

中村は強肩らしいが、プロのキャッチャーとして強肩には映らない。

今の野球であの程度では強肩ではない。

 

打席の坂本は進塁打を狙うべく、右打ちに徹していた。

とにかく引きつけてインコースの真っ直ぐすら体の近くで

右にファールしていた。

 

そして球数を増やし、最後はインローの難しい球をサードゴロ、

立岡がナイスランを見せ、3塁へ陥れ、ワンアウト3塁とした。

 

これは、見事な攻撃だった。

 

続く打順に外国人が並ぶためせっかくの良い攻撃が

単調な打つだけになるのが残念で、

こういうところをもっとバリエーションのある攻撃ができる打順にして

外国人頼みにしないチームの出現を望む。

 

この試合で巨人はクルーズの打球、ヤクルトは山田の打球が

リプレイ映像での確認をした。

 

リアルタイムでは私には両方ともホームランに見えた。

 

東京ドームにはフェンスのさらに奥に柵がありネットを

張り巡らせているそうだ。

 

つまり

フェンスを越えてもその柵をさらに超えないとホームランにならない。

どちらもこの部分に当たりフィールドにかえってきたのだ。

 

この時、思ったのが

審判は今、リプレイ映像確認の機会が与えられているので

こういう微妙な時は、例えホームランだと思っていてもインプレーを指示した方が保守的だろう。

 

ホームランと判定してしまうとその時点で走者も守りもプレーを

中断してしまう。

 

そのあと、入っていなかったとなっても

どの時点に戻るか、判断が難しくなる。

プレーを続けていたら中継プレーを失敗していたかもしれないし、

走者が転んでいたかもしれない。

 

だから、見直しの機会がある今は、こういう場合はインプレーを

指示する。

 

インプレーでプレー続行としおき、

途切れたら、さあ見直してみましょうとするわけだ。

 

ところで、このクルーズの時の打球や

その他ファールの打球に観客がグラブで捕ろうとする。

 

何度も指摘しているが、グラブの持込み禁止、

客の乗り出しての捕球禁止の徹底を早く進めるべし。

 

選手も客も怪我の危険が大きく、

何より球際のプロの技という野球の醍醐味を削ぐ。

 

まったくマナーのない愚かな客は退場させたらいい。

野球を観に行っているくせに、その野球のおもしろいプレーを

自ら潰そうとしているのだ。

 

主催者側が断固たる態度を示さないから

こういうことになる。

 

明日はこのことについて過去に記した内容を振り返っておこう。

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