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春の到来とともに野球がやってきた

さあさあ季節は春の到来を告げ、野球シーズンに突入。

 

プロは開幕を間近に控え、高校野球も開幕し、私が属するチームの大会も昨日決勝戦を終えた。

 

今日は

智弁和歌山と明徳義塾という全国制覇経験のある名門校同士の

いきなり1回戦での対戦という白熱した対戦があった。

 

延長まで、もつれ、両校名門の意地を見せ、譲らない戦いにこちらも熱くなる。

 

この意地のぶつかり合いがたまらない。

 

私は東京都立高校の出身でそのOBチームで野球をやっている。

 

今回の春のセンバツで東京都立が初出場した。

 

私は予選からこの小山台高校を注目して観ていただけに

どんな試合をするか楽しみにしていた。

 

大阪の代表チームに勝つことは無理だと思っていたが、

東京でも有数のピッチャーである伊藤がどんなピッチングをしてくれるか。

 

結果は伊藤は、ともかく、試合としてチームとして

大阪代表に歯が立たなかった。

 

エース伊藤は、

実力が劣るチームによくあるフォアボールで苦境にたたされ突き放された。

 

強豪相手に三振も多く奪っているので力はあるピッチャーだ。

 

しかし、コントロールに苦しみ、球数が多くなれば打者には、合わされてしまう。

 

変化球も真っ直ぐもいつでもカウントをとれるようになることが、格上に勝つ唯一の方法だ。

 

球威や切れのよい変化球を身に付けるより

それが先決だ。

 

しかし、

夏もそうなのだが、その先も楽しみなピッチャーだ。

 

エース伊藤以外はまあ都立高校の生徒だなという印象だった。

 

打線の振りは、

甲子園強豪校のそれと比べると明らかに見劣りするものでまともに打ち返せる感じは全くしなかった。

 

ボールからボールになる変化球にまで手を出してたから。

 

履正社も大阪代表なので、

初戦で負けているわけにはいかない。

 

小山台高校は週3日しか校庭が使えず、他の部とも共有で使い、

しかも午後5時には下校しなければいけない決まりだそうだ。

 

そんな高校相手に名門で大阪の代表が負けるわけにはいかない。

 

高校野球王国・大阪にはプライドと責任が、大阪全体にあり、

代表校はぶざま野球はできないという血が流れているのではないかと感じる。

 

約30年前PL学園が当時王者だった池田高校とぶつかったとき、登板予定だった1年生・桑田は

上級生に「二桁はとられるなよ。10点もとられたら大阪の恥やぞ」

とプレッシャーをかけられたそうだ。

 

その通りだ。

 

大阪は

野球に対する姿勢が違うので東京の都立校で、まともに練習もしてない奴らには、

こてんぱんに負かさなければならないということだ。

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