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春日部共栄 市立川越 龍谷大平安 今週の出来事

<高校野球>春日部共栄、9年ぶり5度目の優勝 市川越に逆転勝ち

 

 

埼玉決勝はお互いの意地のぶつかりあいで死闘といえる大熱戦だった。

 

優勝の春日部共栄は、不世出の速球投手・中里の出身校だ。

 

客席も満員で

波乱の埼玉大会がおおいに盛り上がった影響が感じられた。

 

決勝戦の両校は、本当に見事な戦いっぷりだった。

 

心底すばらしい一戦でこれぞ野球といえるものだった。

 

私は公立高校の野球部出身なので公立高校の躍進が大好きだ。

 

宮城のベスト4すべて公立校につづき、埼玉では市立川越が決勝まできた。

 

公立校の躍進というと

上位に行くと名門校との実力差がはっきりして大敗するというケースが多いのだが、

市立川越は甲子園出場経験があり、

秋は県大会準優勝、春はベスト4と全国へ行っても見劣りしない、

鍛えられた良いチームだ。

 

体格からしても選手層が厚いので名門校と変わらない。

 

埼玉大会は、

前年春の日本一、浦和学院が3回戦で公立の川口に敗れ、

聖望学園も3回戦で敗れ、

Aシードの両校が早々に姿を消した。

花咲徳栄という強豪も初戦で敗れるという波乱が続いていた。

 

龍谷大平安が春夏連覇に向けて圧勝V 彼女、ツイッター…浮ついたチーム引き締めた

 

春夏連覇をめざす平安。

 

春の戦い方を見ていて、とても洗練されたチームだと感じ、

ぜひ、夏の戦い方を見てみたいと思っていたところで

順当に地方予選を勝ち抜いてきた。

 

しかし、序盤の戦いは苦戦を強いられていたようで

ひょっとしたら厳しいかなと思っていたところにさすがはチャンピオン。

 

徐々にチームに勢いをつけ、最後は10点ゲームで格のちがいを見せつけた格好だ。

 

監督も春の時点で

「優勝を狙うべきチーム」

と言い切っているほどレベルの高いチームなので春夏連覇に

どういう野球をしてくるかとても楽しみだ。

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