体操ニッポンの逆転おめでとうございます。
予選4位の絶望的位置からチームであきらめず、各人が後ろの人につなげようと執念で勝ちをもぎ取った。
体操は予選の順位で種目の順番が変わり、疲労度が違うそうだ。
予選の4位の日本は、最終種目が鉄棒→床と疲労がかかる順番で苦しかった。
そういえば、
前回団体金メダルの最終種目は鉄棒だった。
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」の有名な実況で
何度もこのシーンを目にするので鉄棒を決めたら金メダルのイメージがある。
疲労度のかかるローテーションになった日本。
最終ゆかでの内村の演技は疲れの中、最後の力を振り絞るかのような表情だった。
最後の技の前に呼吸が荒く、演技が終わった後もイヤー疲れたといった感じ。
さらに種目の順番の他、その種目に移る時間まで短くなることが多く、ここでも不利になる。
このため6種目に登場するエース内村を休ませるため内村が演技した後、なるべく人を挟むよう
順番を決めたそうだ。
本来、床の最後は白井で決めたかったが、内村に間隔をもたせるため最後が内村ということになった。
大野は、一本で決めてみせた。
こちらは大逆転というわけではなく、実力通り全ての相手に多彩な技をかけ、そして投げ、
日本の一本をとる柔道を実践した。
最近の柔道は、ルールがよく変わり指導狙いの戦術やポイントを取るための戦い方が考案される。
戦況や相手によっては攻めることはしないのだ。あるいは、攻めてるようにだけ見せたりする。
そこを大野はポイントを取りリードしていても攻め、一本にこだわっているようだった。
勝ったあとの表情やインタビューも
日本柔道復活、本来の柔道のおもしろさのために戦ったといった感じも良かった。
ニコリともせず、内容には満足していないと。
優勝がもっとも期待される立場にありながら、期待される結果を出しただけにとどまらず
一本という日本柔道のあり方まで見せつける見事な戦い方。
イチローは、1992年バルセロナオリンピックの時に、デビュー。ジュニアオールスターMVP、
高卒新人35年ぶりの首位打者。
1996年アトランタオリンピック時、イチロー唯一の日本シリーズ制覇で日本一、3年連続MVPの日本記録。
2000年シドニーオリンピック、日本で最後のプレー、7年連続首位打者を置き土産。
2004年アテネオリンピック、MLBシーズン最多安打記録262を達成。
2008年北京オリンピック、史上最長の8年連続200安打、100得点、史上初の3年連続両リーグ最多安打。
3割、200安打、100得点、30盗塁、オールスター出場、ゴールドグラブ賞を
8年連続と伸ばした。
2012年ロンドンオリンピック、通算2500安打到達。
2016年リオデジャネイロオリンピック、通算3000安打到達。
高校野球では、
8月9日に長崎代表が甲子園に登場してきたこの事実。
横浜高校が前回、松坂を擁して春夏連覇した年に生まれた選手たちが3年生として18年ぶりの優勝を目指し、
初戦を難なく突破。
オリンピックにイチロー大記録に高校野球と体がもたん。