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きれいな回転の良い真っ直ぐと汚い回転の良いファストボール

変化球についての連載7回目。

2021-9-24 スライダーとカットボールの違い 変化球は握りと軌道と効果

2021-9-27 その軌道は? ツーシーム系とカット系

2021-9-28 カーブの軌道と縦のスライダー

2021-9-29 チェンジアップはまだ来ない バッティングには命のタイミングを外す

2021-9-30 どんなにすごい変化球もわかっていれば怖くない

2021-10-1 腕を振って遅い球 チェンジアップ効果

 

初速と終速の差がないといいストレートとされる。

江川は昔の球速表示ではさほど特別な数字を記録していなかったが、初速と終速の差がなく、

ボールがホップしているように見え、速いと言われた。

藤川はスピンが利いて回転の数が秀でているので火の玉ストレートと称される速球は伸びているように見えたらしい。

大谷は速いが、バットに当たるとはよく言われた。

 

日本は糸を引くと表現される速い真っ直ぐや綺麗な回転でズバッと決まる真っ直ぐが

今も人をひきつける。

ピッチャーも速い球にあこがれるし、ピッチャーでなくても速い球を投げたいと誰しもが思う。

元オリックスの長谷川は日本のコーチには汚い回転の球と言われたが、海外では

それでいい、と言われた。

回転の良いきれいな真っ直ぐより汚い回転の速い球の方が打者は打ちにくいとされたから。

WBCでアメリカのパワーピッチャーが放る動く球は日本の打者は全く対応できなかった。

速いうえに動くから芯に当たらず詰まらされてばかりで、力があるから野手の頭を越えないし、間を抜けない。

先日のオリンピックではMLBの一流ピッチャーがいなかったのでこの手の球がなく、

日本の打者はフルスイングができた。

したがい、恐怖がなく優勝できた。

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