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先週、何度か記した神奈川におけるマスクを拾う行為。
キャッチャーが打球を追ったりする際に投げ捨てるマスクを打者が拾ってあげることが
推奨されている神奈川では、チームで監督らから、これを言いつけられているのだろう、
足元に落ちているマスクを拾わない打者がいると、余裕がないとか慌てているとか捉えられ、
ベンチの選手たちからも「マスクを拾え」と掛け声が上がるらしい。
これが、打者に余裕がないことなのだろうか。
思考を策略に巡らせているとは、考えられないか。
また、ベンチにいる場合の選手たちには、拾わなければ、掛け声を出すように促されているので
試合への集中が分断され、拾わないのを目にした場合は、すぐに声を出して気づく男となって
褒められようとしないだろうか。
味方への野次、味方の失態を見逃さないという行為にも感じる。
打者の足元に落ちているのを拾ってあげる程度の事は、当然やるべき行為だろう。
それを、わざわざ小走りに拾いに行く行為までが、スピードアップにつながるとは思えなく、
やりすぎた配慮だろう。
マスク拾いに見られる、相手への思いやりは、度が過ぎることがなく、その他にもケガした選手を
相手チームが駆け寄り、コールドスプレーを用意するとか、見舞ったり、声をかけてあげたり、
肩を貸してあげたりということで達成される。
また、何よりフェアプレーによることが相手への配慮であり、
正当な試合展開を生み、時間が長くなろうと気持ちの良い試合が達成される。
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