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真のアスリートの祭典に

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さあさあ年が明けて

冬は野球はオフ。

 

今日は箱根駅伝を見ていた。

 

早稲田、中大の古豪が近年奮わない。

中大が去年シード権を逃し、予選で救われたのだが、往路がまたシード圏外。

 

箱根は中大が振るわないと私はさびしい。

 

2月にはソチオリンピックか。

オリンピックと言えば、昨年は2020年に東京で開催が決まり、盛り上がった。

 

これから

徐々に施設建設、整備やそれに向けたイベント、と各業界で盛り上がっていくことになる。

 

そのオリンピックで、

レスリングがオリンピック競技に残った。

 

オリンピック大会とは、人類の肉体の可能性を追求するもの。

鍛え上げられたアスリート同士の戦いによりその頂点を決するもの。だ。

 

だから

各競技の世界一決定戦、

たとえば

サッカーワールドカップ、野球ではWBC、その他各世界大会。

 

こういった大会はそれぞれの分野と大会に恣意性が入って開催される可能性があっていいのだが、

オリンピックは先にあげた普遍的なテーマに沿って行われてしかるべきだ。

 

とすると

オリンピック競技には、複雑なルールや人間の恣意性が左右する競技、道具を使う競技はあまり適さない。

 

単純スポーツ、誰でも必ず一度はやるスポーツが優先される。

 

走ること、泳ぐこと、投げること、飛ぶこと、踊ること。

こういったことは万人が生活の中でやる。

 

だれが速いのか、だれが強いのか、だれが高く遠く飛べるのか。

 

単純に肉体の能力の高さを競うことがオリンピックの原点だ。

 

その意味で

陸上、水泳、体操。この3つがオリンピック競技だ。

この3つだけあればいいとさえ言える。

 

さらに興味を広げれば、

レスリング、ウェイトリフティング、ボート競技、自転車競技となり、

 

そして、

オリンピック発祥の時代背景から、その当時必要であった

フェンシング、射撃、弓(アーチェリー)、馬が、

オリンピック競技なのだ。

 

その他の競技はなくてもいい。

ないほうがいい競技もある。

 

特に道具を使い複雑なスポーツはいらない。

 

私は、野球を応援し、その発展を願っているが、オリンピック競技としては、なくなってよかった。

 

サッカーやソフトボールもいらない。

オリンピックにはそぐわない。

 

 

そこで今回のレスリング。

 

レスリングは第1回のオリンピック開催からある伝統競技だ。

 

オリンピックとレスリングは一緒に浸透し発展してきた経緯がある。

 

また、

その競技の特徴として道具を使わず肉体だけのぶつかりあいであり、古典的な強さを競う競技だ。

 

オリンピック競技としての伝統があり、オリンピックの存在意味と原点に合致する競技なのだ。

 

今回レスリングを除外する理由が、初見ではわかりにくいということ。

テレビに向いてないということだそうだ。

 

つまり経済効果がない。ということ。

 

オリンピックはその時々の情勢や人気、ビジネスに左右されず、肉体能力を争う場として

注目を浴びるよう発展させることに尽力し見る側もそれを知って注目してほしい。

 

 

日本人最強レスラーの呼び声高いジャンボ鶴田の芸術的なバックドロップ。バスケットボールの有能な選手から大学時代アマレス転向後すぐにオリンピック代表となった。これは鶴田の身体能力の高さをしめすエピソードといえる。プロレスラーとしても屈強な外国人レスラーが鶴田とは対戦を嫌がったとか。ちなみに長州もアマレスの韓国オリンピック選手。

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