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田中と稲尾を比較した豊田 今週の注目出来事

豊田泰光氏「田中将大と稲尾和久は、まったくレベルが違う」

「稲尾が記録した開幕20連勝は、入団してまだ2年目の1957年。この時も稲尾は個人の連勝記録のための連投ではなく、あくまでチームが勝つための登板ばかりだった。この記録は75日間で達成したが、31試合のうち先発勝利は12で、残り8勝はリリーフで挙げた勝ち星。田中は中6日のローテーションを守って先発、158日間を要しての連勝だから、内容の違いは明らかだ。」

 

とのこと。

 

当時の野球と今の野球では質があきらかに違うからね。

豊田の比較はまったく的を射ていない。

 

そもそも、

連勝記録自体が内容も時代も相手もいろいろと

違うので優劣はつけられないもの。

 

その時代、その時代のスターを語り継ぐ必要があるのだ。

 

プロ野球界にだけ限ったことではないが、

得てして自分たちが生きた時代はあーだったこーだったと

今より優れていたと言いがちだ。

 

やれ、あの頃、

スピードガンがあれば160キロは超えていたとか、

160m以上のホームランを打っていたとか、

博覧強記は度が過ぎる。

 

なかなか自分が生きた時代を劣っていたとは思いたくないもなのだ。

 

王くらいかな。

冷静な発言をするのは。

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