毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

喧嘩はなんぼ銭があっても勝てんので

黒田が決断した。

 

ヤンキースにも再契約を打診され、他球団からも20億を超えるオファーがありながら日本復帰を選んだ。

 

悩んだろう。

 

ヤンキースの打診を断る勇気。

あのヤンキースから恋われているのに断る日本人がいるとは。

 

そして20億を超えるオファーをも断った。

 

そして

MLBは10年在籍すると引退後の高い年金といった

厚遇が用意されているそう。

 

松井は10年はやりたい。と海外在籍10年。

年金獲得が目的だったかは知らないが。

 

黒田は7年在籍し、来年も契約すれば8年目。

10年が見えてくる上に、40歳最高年俸という名誉ある実績も残すことになるはずだった。

 

それでも、育ててもらった広島球団とファンに恩返しをと

そして戻るなら戦力として計算できる状態で戻ると

今、決断することになったようだ。

 

これを男気と騒ぎ立てているが

黒田を応援する身、その心情をおもんばかったら、その評も納得できる。

 

ただ、低い条件をのんだこと、ファンへの恩返しということを額面通り受け取れば、男気だろうが

黒田には広島復帰はずっと念頭にあったことであり、

この時期に日本に帰ることは年俸だけでははかりえない黒田にとってのメリットもあるはずだ。

 

私は黒田とは同い年で

松井とも同い年。

 

傑出したこの2人の野球選手が同じ世代ということがうれしく

この2人の野球に対する姿勢にも同い年として誇らしく思う。

 

私はかねてから黒田の野球観に共感している部分があった。

以前にも記したが、もう一度振り返りたい。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP