横浜VSヤクルト戦では
三浦が川端に左越えフェンス直撃のツーベースに
「えーあそこまで飛ぶのか」
バレンティンの右越えホームランには
「あれが入っちゃうのか」
という顔をしていた。
阪神VS巨人戦でのマートンのホームランには
杉内が
「あーホームランなっちゃったか」
というような顔。
各球団に任せていたボールをNPBで統一させたら、ホームランが激減してしまったので、
告知しないで飛ぶボールにしたら、コミッショナーの引責辞任にまで発展し、
今季に入ったらさらに飛ぶボールになっていたというこの問題。
これについてはまた明日以降に取り上げるとして
昨日は選手会長・嶋が
「投手が一生懸命投げ、打者も懸命に打っている。係数が上がることで僕らの生活が変わることをもう一度しっかり認識してほしい」
口をついて出てきた言葉が、まずこれだったことにがっかりだ。
勝負の世界に生きる男が勝ち負けのことより生活のことを言いだしたことに幻滅する。
本心は、生活のことが一番であってもそこは、そのことは隠してほしい。
せめて一番にそれを口にしないでほしい。
選手の生活どうこうより、野球の質へあたえる影響が大事。
野球の変化や、ファンが野球界を信用できなくなることでのファン離れをまず気にしてほしかったね。
プロなんだからそのことで生活どうこうを言いだしたら幻滅するよ。
それより
これによりプロの技がどうなるのかを教えてくれないと。
プロは勝負の世界なんだから
生活がどうしたということより勝つか負けるかに意識がいって、そのあと生活がついてくるもの。
もともと
この勝負の世界に入ってきた時点で、明日の生活なんて保証されていないし、
失敗したら路頭に迷うほどの覚悟があるもんだと思っていたのに。
そのかわり、ひとかどたてたら億万長者。
そういうもんだ。