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大谷降板 チャレンジ導入 今週の出来事

栗山監督が“色気” 日ハム大谷「初登板で途中降板」の真相

 

この記事では大谷が二刀流ではなく、

どっちつかずで終わるのでは、と言っているが、今さらこんなことを言っている。

 

私は、

1年目のシーズン始まる前、栗山監督が兼任を打ちだしたときから、

二刀流とは聞こえがいいだけで、どっちつかずの客寄せパンダと言い続けてきた。

 

毎日試合があるプロの世界で両方やるのは絶対不可能だ。

 

選手の可能性を伸ばすためには投手に専念させねばいけない。

この場でも何度もその不可能な理由は述べてきた。

 

今回は、開幕数試合しかたたないうちに足をつっての降板だ。

一度つったらその日の続投は無理。

 

もともとピッチングの運動というのは

人間の体のつくりからは不自然な動きを余儀なくされる。

ピッチングという非合理な運動で異常を起こした体は、さらに続投して非合理な運動を重ねるわけで

その日に回復ということはまず無理なことだ。

 

この

足がつるということも、投手としてのトレーニングのみをやっていないこと。

野手としての起用を強いられていること。

から起きているのだろう。

 

そろそろ日ハムも

大谷を戦力としてとらえてきているから近い将来、投手専念となる。

 

 

野球にも「チャレンジ」!? メジャーのビデオ判定拡大とは

今季からチャレンジ制が導入され、早くも多くの判定が覆っている。

 

青木は内野安打の判定が、一転アウト判定に、

イチローはアウト判定が内野安打に覆り、逆転につなげている。

 

この制度を導入したことで

すでに10件以上の判定が覆り、勝敗にも影響を及ぼしている。

 

今後も勝敗に影響するであろうし、

逆に言えば、昨年までは判定が覆らなかったことにより

勝ったチーム負けたチームが存在することを証明してしまい、

開幕数試合でこれだけ多いことから優勝チームも優勝ではなかったかもしれない

という疑念が生まれる。

 

もともと判定を人の判断に任せていることは無理がある。

 

人間なので、必ず間違いを起こす。

 

録画再生判定が最善と言っているのではなく、

どんなに鍛錬を重ねても人間が判定している以上間違いが起こると言っており、

それを審判の技量のせいにして、審判を責めることは間違いであり、

仕組みが責められるべきなのだ。

 

ビデオ判定を導入することにより現場の臨場感が失われたり、

誤審のドラマや人間らしさを失うという懸念を口にする人がいるが

これはおおいなる見当違いといえる。

 

判定には人間らしさなど一切必要なく、

無味乾燥で感情の入る余地のない正確さのみ求められるのだ。

 

ひとつの判定の違いが試合の展開を左右して、作戦も変わってくる。

それが勝敗にも結び付くのだ。

 

その一瞬のために準備し、賭けている選手としては正確な判定のみが

是であるのだ。

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