広島のドラフト1位の大瀬良が
ここまで新人の中ではNO.1の活躍、首位を走る広島の原動力になっている。
インタビューでは新人らしい初々しい発言と笑顔で
さわやかさを感じさせ、女性ファンにも人気上昇中のようだ。
そのインタビューは、
「一球一球魂込めて」
「あの場面は思い切り行こうと」
「応援よろしくお願いします!」
と通り一辺倒、美辞麗句が並ぶ。
これに対してファンも
「勝てて良かったです」→「オーッ!」
「これからも応援よろしくおねがいします!」→「オーッ!」
と盛り上がる。
しかし、こんなコメント本当にうれしいのか。
お立ち台という場なので、なかなか核心に迫るような言葉を並べるのは難しく、
当たり障りのない言葉が並ぶのだろうが、
もう少し、プロならではの技術やその状況の読み、試合に関する考察を
述べてもらいたいものだ。
対して昨日3試合連発した中田のコメント。
「たぶん動かすボールで入ってくるだろうからそのボールが甘く入ってきたら
ミスショットしないでつかまえることを考えいていた」
と言っている。
簡単なコメントだが、なるほどと思わされる。
これだけでも、別の中田の打席では今何を考えて打席にいるのだろうと想像し、
その過程と結果をこちらは楽しめる。
言えない部分も多い勝負の世界だが、プロ側から情報を発信していかないと廃れる。