こんな意見を耳にした。

「オフサイドなんかなくていいんじゃないの」

サッカーの試合を見ながら、大チャンスに笛が鳴り、オフサイドのジャッジで

得点が認められないシーンに何度か出くわし、そのたびに興奮した気持ちを

抑止されるからだ。

したがって

その発祥から説明しなければいけなくなった。

まず第一に、

戦争を想像してみて。

戦争において最初から敵陣にいて、はじまる戦争なんてないよね。

はじまると同時に敵陣にいたらボコボコにされ殺されるだけ。

戦争というのは

自陣から相手陣地に戦略を施し人数をかけて侵入していき、

相手の陣地を奪うために戦うでしょ。

サッカーは勝負事。

勝負事とは戦い。

だから戦いにおいてありえないはじめから敵陣にいる行為の禁止。

待ち伏せを禁止しているわけ。

次に技術と性格の問題がある。

もしオフサイドというルールがなければ

ゴール前に人数をかけ、

ロングボールを入れてくる戦術が大勢を占めてくるのよ。

そうなれば、試合は大味となり、単純に展開されていく。

また、これにより足元でボールを扱う技術は発展せず、

サッカーのだいご味と感動が薄れることになる。

そして、いかにゴールを奪うために、

ボールを展開していくか、人を配置していくかといった戦術は、

相当量必要なくなることになるわけよ。

このように説明をすることで納得を得られることになった。

スポーツは戦いだ。

健康のためにスポーツをやろうというような間違った意識が

蔓延している。

健康のためにやるのは適度な運動のことをいう。

スポーツは命を削ってやる戦いだ。

健康に悪いのだ。

さて私が戦前28日にこの場に記載した

ベスト16の戦い。

ブラジル-チリ→ブラジル

コロンビア-ウルグアイ→コロンビア

オランダ-メキシコ→メキシコ

コスタリカ-ギリシャ→コスタリカ

フランス-ナイジェリア→ナイジェリア

ドイツ-アルジェリア→ドイツ

アルゼンチン-スイス→アルゼンチン

ベルギー-アメリカ→アメリカ

かなり偏見が入っていたので

はずれているゲームがいくつかある。

メキシコ、ナイジェリア、アメリカが敗退した。

いずれも期待を込めて、ひいき目で勝ちを予想したもの。

心を鬼にしていれば、予想通り、順当な結果となった。

前回、W杯ベスト8は、全て的中させている。

ではベスト4を予想しよう。

ブラジル-コロンビア→コロンビア

オランダ-コスタリカ→コスタリカ

ドイツ-フランス→ドイツ

アルゼンチン-ベルギー→ベルギー

コスタリカとベルギーは期待を込めての大胆予想だ。

コロンビアは優勝候補ブラジルに十分勝つ可能性があると思う。

ドイツは強い。

戦前から優勝候補筆頭に予想していた。