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洗脳だよ

先週のこの場に記した

ドラッグによる暴走運転による問題について。

 

ドラッグに規制を入れようとする動きが出てきており

呼び名も変わった。

 

そしてドラッグ規制もさることながら

車自体の凶暴性の議論がたちあがらないことに不満を述べた。

 

先週の内容を少し振り返ると

 

車なんて

道幅とって土地を占領するは

騒音まき散らすは

ガスはまき散らすは

迷惑ばかりかけるくせに。

 

経済活動に有益で移動にみんなが便利だから

仕方なく認めてあげてる存在なのにだ。

 

本来、交通ルールの中では一番

下の存在で遠慮して走らせてもらうべきなのにだ。

 

にもかかわらず

一番偉そうに振る舞う運転者は

犯罪者。

 

車事故で年間

5000人近く死んでいるんだ。

一昔前は1万人を超えていた。

 

その他の交通インフラで

何千人も死んでいたら大問題だ。

 

飛行機や電車に比べて

圧倒的に死亡事故を起こしているのだから

本来、廃止に向かう代物のはず。

 

でも

経済優先の世の中、

事故を起こした奴が悪いという風潮、

この利便性をなくすことはできないという人間の欲、

が問題喚起を鎮静させる。

 

車なんて

人が歩いていたり自転車が通っていたら

1時間でも2時間でも

1日中でも止まっていればいいんだ。

 

それから

こんだけ死人を出すなら

ゴムで作ればいいのに。

それか全身バンパー素材にするとか。

 

これも

デザインが陳腐だと高く売れないし、

壊れてくれないとメーカーを含む

自動車関連産業が儲からないから

経済を優先して危険と承知で許されている。

 

ここまでは先週の内容。

 

メディアでは、

ドラッグの使用や使用しての運転事故には罰則を重くしようというのが

主だった風潮だ。

罰則を重くすれば抑止力がはたらく、刑が怖くて自制するだろうということ。

 

さらに突っ込んで意見する人は、刑が怖くなるから自制するのではなく、

眠かったら、酔っていたら、おかしかったら運転しないという道徳の意識を広げようと言い出す。

 

しかしそこじゃない。

 

それ以前に

車を運転するということ自体を見直すという発想になぜならない。

 

ガスをまきちらし、場所を占領し、凶器と化して人を殺す車は

歩行者と同じ道を走らせない、

乗る条件をはるかに高くする。

違反は即取り消し、

車は高速のみ走り、一般道は料金を払う。

など極端な意見が盛り上がるべきなのだ。

 

それを採用するか否かは別として車に対する問題喚起につながるはずだ。

 

使用者に対する社会の制裁だけでは、この悲惨な出来事はなくならないうえに

いつ巻き込まれるかとビクビクしながら生きなければならないからだ。

 

ドラッグ規制や運転者へのモラル喚起ごときでは甘い。

 

車社会の常識を一度見直し、

原点に立ち返り、

不便を感じても、社会で襟を正すべきだ。

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